サラマンカホールは、岐阜県岐阜市の岐阜県県民ふれあい会館内にある岐阜県立コンサートホール。管理・運営は指定管理者のふれあいファシリティズが行っている。ホールの名前のサラマンカ市は、スペインのカスティーリャ・イ・レオン州サラマンカ県の県都であり、旧市街が世界遺産に登録されている。岐阜県とサラマンカ市の交流にちなんで名付けられた。開館当初から大阪フィルハーモニー交響楽団とゆかりが深く、こけら落とし(開館記念)公演は大フィル(指揮は秋山和慶)が行ったほか、毎年大フィルの岐阜定期演奏会が本ホールで開催されている。大フィルの毎年の数多くの公演の中でも、「定期演奏会」と銘打たれているのは、本拠地大阪のフェスティバルホールでの定期演奏会と東京定期演奏会を除けば、この岐阜定期演奏会のみである。