多摩美術大学美術館(たまびじゅつだいがくびじゅつかん)は東京都多摩市落合にある美術館。美術大学である多摩美術大学の付属施設。1964年に同大学に大学院が開設されたことを受け、教育・研究用施設として上野毛キャンパス(東京都世田谷区)の図書館内に設立された。大学の八王子キャンパスへの移転に伴って美術館も移転し、1982年から一般の利用も行なわれるようになった。1994年4月に多摩美術大学附属美術館に改称。2000年、一般の人がより来館しやすいように現在の多摩センター地区に移り、多摩美術大学美術館となっている。かつては大学所蔵作品の学生・職員向け展示が主であったが、多摩センター移転後は学芸員3人が学外のクリエイターやコレクターと連携しての企画展、イベントに力を入れている。年間1万人程度が来館する。