プリンセス・アリス (SS Princess Alice) は、1878年9月3日にテムズ川で貨物船バイウェル・キャッスルと衝突したのち沈没した、イギリスの旅客外輪船である。600名ないし700名が死亡し、その全員がプリンセス・アリスからで、イギリスの内陸水路海運事故の最大の死者数であった。旅客名簿が作られたり員数調査がなされたりしなかったため、正確な死者数は判明していない。プリンセス・アリスは、1865年にスコットランドのグリーノックで建造され、スコットランドで2年間、利用されたのち、ウォーターマンズ・スティーム・パケット社 (Waterman's Steam Packet Co) に買われ、テムズ川で乗客を運んだ。1878年までに、ロンドン・スティームボート社 (London Steamboat Co) によって所有され、ウィリアム・R・H・グリンステッド (William R.