別府3億円保険金殺人事件(べっぷさんおくえんほけんきんさつじんじけん)とは、1974年(昭和49年)11月17日(日曜日)、大分県別府市のフェリー岸壁から親子4人の乗った乗用車が海に転落した事件ないし事故である。保険金詐取目的で母娘3人を殺害した保険金殺人事件として、唯一生き残った父・荒木虎美が逮捕・起訴された。荒木は一貫して無実を主張したものの、第一審・控訴審で死刑が言い渡された。荒木は上告して争ったが、1989年(平成元年)1月に病死したため公訴棄却となった。別府湾三億円保険金殺人事件、別府三億円事件、あるいは単に3億円保険金殺人事件とも呼ばれる。また、被疑者・被告人の名前から荒木虎美事件と呼ばれることもある。母子に高額な保険金が掛けられていたことで注目を浴び、悪質な保険金殺人事件が増加するきっかけとなったとされる。また、荒木は、逮捕前から数々の疑惑が新聞や週刊誌で報道される中、ワイドショーに出演するなどして潔白を主張して世間を賑わせた。
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