マートル-ワイコフ・アベニュース駅(Myrtle–Wyckoff Avenues)は、ニューヨーク市地下鉄BMTカナーシー線とBMTマートル・アベニュー線の乗換駅で、L系統およびM系統が終日停車する。マートル・アベニューとワイコフ・アベニューの交差点付近にあり、ゲイツ・アベニューからエルダート・ストリートの間のワイコフ・アベニューがブルックリン区とクイーンズ区の区境にあたるため、ブルックリン区ブッシュウィックとクイーンズ区リッジウッドに跨がる形になっている。高架上のマートル・アベニュー線と地下のカナーシー線は階段や数台のエスカレーターおよびエレベーターで結ばれている。2004年初から5100万ドルを投じて鋼製構造部材の修繕や大幅な拡張を伴う改築工事が行われ、請け負ったジャドロウ・コントラクティングが2008年5月に完工した。2007年4月19日にはマートル・アベニュー/ゲイツ・アベニュー/ワイコフ・アベニューに囲まれた三角地に拡張された新築駅舎が完成して正式に開業した。照明設備の更新や階段の架け替え、内装や通信システムの更新が行われた。2007年秋には3台のエレベーターが稼働し、障害を持つアメリカ人法(ADA)への対応を果たした。駅舎前面にはガラス張りの円形広間が設けられた。当駅には多くのバス路線が乗り入れていたことから、MTAは2010年8月20日にリッジウッド・インターモーダル・ターミナルを開設した。パルメット・ストリートはバスや地下鉄各線および乗換利用者の利便性やアクセシビリティの向上を図り、ニューヨーク市バスB26、B52、B54、Q55、Q58の各系統が並んで停車できるようにするためバス以外の車両は進入禁止になった。一方でBMTマートル・アベニュー線やBMTカナーシー線、さらにB13系統以外のバス系統は当駅終点ではないことは注目に値する。2008年にはダトナー・アーキテクツがパーソンズ・ブリンカーホフと新駅舎設計のJVを組んだ。新駅舎は2つの地下鉄駅と隣接するバス乗り場を結ぶ連絡口となり、ADA準拠のエレベーターが3台設置された。これは、MTAの環境対応デザインプログラムのパイロットプロジェクトであった。駅舎の天井はMTAアート・フォー・トランジット・プログラムの一環でケイデンス・ギールスバッハ(Cadence Giersbach)が製作した "From Earth to Sky” というモザイク作品で覆われている。
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