プロセルピナの略奪 (プロセルピナのりゃくだつ、イタリア語: Ratto di Proserpina、英語: The Rape of Proserpina) は、17世紀イタリアの芸術家ジャン・ロレンツォ・ベルニーニが1621年から1622年にかけて制作した大型の大理石彫刻で、春の女神プロセルピナを我が物として連れ去ろうとする冥界の神プルートーを描いたものである。この作品を完成させたとき、ベルニーニは弱冠23歳の若者であった。なお、本作品のことを英語では "The Rape of Proserpina" と言うが、この Rape は「占有する」または「連れ去る」という意味のラテン語 raptus に対する伝統的な訳語であり、性的暴力を指すものではない。