グランドフォークス(Grand Forks)は、アメリカ合衆国ノースダコタ州北東部に位置する都市。ミネソタ州との州境になっている北のレッド川(以下、特に断りの無い限り、「レッド川」はこの「北のレッド川」を指す)西岸、州の最大都市ファーゴの北約130km、カナダ・マニトバ州ウィニペグの南約230kmに位置する。人口は52,838人(2010年国勢調査)で、ファーゴ、州都ビスマークに次ぐ州第3の都市である。グランドフォークスに郡庁を置くグランドフォークス郡、およびレッド川対岸のミネソタ州ポーク郡の2郡から成る都市圏は98,461人(2010年国勢調査)の人口を抱えている。グランドフォークスはレッド・リバー・バレーと呼ばれる、ノースダコタ・ミネソタ両州、およびマニトバ州にまたがる、南から北へと流れるレッド川流域に広がる平原にあり、洪水に見舞われやすい。1997年に起きたレッド川の大洪水では、市は壊滅的な被害を受けたが、その後復興した。もともとはカナダからやってきたフランス系の猟師や毛皮商たちがこの地に毛皮の交易所を設け、ル・グランド・フルシュ(Les Grandes Fourches)と呼んでいた。蒸気船の船長であったアレクサンダー・グリッグスは、この地で越冬せざるを得なくなった後、この交易所を町へと発展させ、これが今日のグランドフォークスの基となった。やがて1881年、グランドフォークスは市政を施行した。このグランドフォークスという名は、レッドレイク川がレッド川に合流する地点であることからつけられた。グランドフォークスの地域経済は長らく農業に依存してきたが、21世紀に入ってからは、高等教育、防衛産業、保健産業、製造業、食品加工業、科学調査など多角化してきている。グランドフォークス国際空港を玄関口とし、グランドフォークス空軍基地も置かれている。グランドフォークスは州最古の高等教育機関であるノースダコタ大学の大学町でもある。市内に立地するアレラス・センターおよびラルフ・エンゲルスタッド・アリーナではスポーツやその他のイベントが行われる。市内の大規模な文化施設としては、エンパイア芸術センターおよびチェスター・フリッツ講堂が挙げられる。