沙面島(さめんとう)とは、中華人民共和国の広州にある人工島。イギリス、フランスの両国が居留地建設の為に起工し、1862年(同治元年)に竣工した。旧広州城外西関の南方、珠江に面する岸の一部を、運河開削を通じて陸から切り離した。かつて島の西部をイギリスが、東部をフランスが租界に設定しており、列強国の領事館や企業が多数進出していた。島の中央を東西に横切るように沙面大街が走っており、北に沙面北街・南に沙面南街が平行して走っている。かつては、「イギリス橋」「フランス橋」と称された二本の橋だけが沙面島と岸を結ぶルートだったが、現在はいくつかの橋が増築された。島の南に広がるのが沙面公園である。広州地下鉄6号線の文化公園駅が最寄り駅である。沙面島の建築物群は1996年に全国重点文物保護単位に指定された。