小便少女(しょうべんしょうじょ、Jeanneke Pis)は、ベルギーの首都ブリュッセルにある像、噴水。高さは約50cmで、小便小僧(Manneken Pis)に便乗したものである。小便小僧とはグラン=プラスを挟んで反対側に位置しており、ブシェール通りの脇に入ったフィデリテ袋小路という路地にある。ブシェール通りは1950年代にはゲイの集まる場所であった。彫刻家のドニ=アドリアン・デボヴリ(Denis-Adrien Debouvrie, 「デニス・ドブリエ」と誤記する例あり)によって1985年に作成され、1987年に落成式が行われた。道路から手が届く位置にあったために、像に触る人が後を絶たず、像の局部周辺がはげあがってきたために、柵が設置され、現在は触れることができなくなっている。