サクレ・クール寺院(Basilique du Sacré-Cœur)は、フランスおよびフランス語圏に多く存在する教会堂。「聖なる心臓」(聖心)を意味し、イエス・キリストに捧げ、守護として祀っていることを意味する。フランスモンマルトルのサクレ・クール寺院 (パリ) - パリのモンマルトルの丘にあるバジリカ聖堂。日本では最も良く知られ、単にサクレ・クール寺院と呼ばれた時にはこれを指すことが多い。本稿ではこれについて記述。サクレ・クール寺院 (マルセイユ)サクレ・クール寺院 (パレ・ル・モニアル) - 10世紀のロマネスク様式のバジリカ聖堂。サクレ・クール寺院 (アルジェ)サクレ・クール寺院 (ナンシー)サクレ・クール教会 (ジャンティイ) - パリ最南端の国際大学都市に含まれる教会堂。ジャンティイ市はパリ市14区南端に接する近郊市街。ベルギーサクレ・クール寺院 (ブリュッセル) - ケケルベルクの丘にある聖堂。世界で5番目に大きな教会堂で、サンミッシェル大聖堂と共にブリュッセルを代表する教会堂。サクレ・クール教会 (リエージュ)この他、カナダのケベック市にサクレクールと呼ばれる地区がある。